一瞬でも大切な時間 あん 映画感想
あん
樹木希林さん主演の映画。
とてもよかったです。
希林さんがいないことが、いまだに信じられない、不死身な人だと思ってたから。
自然体な演技だった。
飾らない素のような、でも演技。
初々しい高校生は希林さんのお孫さんだったのね。
きれいな、若いエネルギー。
ハンセン病のお話。
心臓をきゅっとされるような話。
理解されにくく、外にもあまり出られない。若いときからずっと隔離?されてるような暮らし。
こつこつ真面目にやってきたからこそ、餡づくりが上手だったり、お裁縫もできたり。
どら焼き屋でバイトできても、もしかしたらくびになるかもと思いながらも、真面目に働いて。
いろんなことに耐えながら。
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何もしなくても好奇な目で見られる苦しさ。
ちょっと違うけど、私にもその経験はあって、特に慣れるまでは、好奇の目はつらかった。絶望もした。
店主と希林さんの役の徳江さんは、互いに母親や子供を重ねて接していた。
人生困ったこと、どうしようもないことも起こる。
できなかったことを、他の人に昇華させて、でもそれもいいことよね。大事な出会い、経験。
うまく言葉にできないけど、ちょっとした出会いで変わることってある。
時間の長さじゃなくて、短いけど、濃い、すごくわかり合えるような不思議な出会い。
好奇の目にあって、でもすごく優しい人々とも出会うことができた。そういう人にかぎって、一緒にいられる時間は短いけど、でも大切な時間だったことに代わりはない。